カイロプラクティック
カイロプラクティックは１８９５年、Ｄ．Ｄパーマーが１７年間、耳の不自由な患者ハービー．リラードの脊椎の一部が変位していることに気づき、その変位部を手で押し込んでみたところ驚異的に彼の聴力が回復したことに始まります。これがカイロプラクティックの始まりです。
現代医学との違いは、現代医学が症状を薬などで抑え込むこと、手術などによって症状を取り去ってしまうことを治療の中心にしているのに対し、カイロプラクティックは器具を用いずに手のみを用いて施術していきます。
脳と身体各臓器・組織を連結する神経に生じた伝達障害、例えば骨盤や脊骨のずれ（カイロプラクティックではこれをサブラクセイションという）を身体にやさしい方法で取り除くことにより症状を治癒、軽減させ、人間本来の持つ、自然治癒力を最大限発揮させることを哲学の中心においています。
つまり各身体部分の神経支配を正常にすることにより、それらの免疫力、抵抗力を向上させ、回復を早めることができるのです。
カイロプラクティック以外の手技
また、カイロプラクティック以外にも以下のような手技を用いて、最大限の治療効果が挙がるように努めております。
頭蓋仙骨治療
頭蓋骨と仙骨は硬膜（脳と脊髄は、頭蓋腔と脊柱管のなかで３層の結合組織性の膜でおおわれています。この膜の総称を髄膜とよび、外から硬膜、クモ膜、軟膜の順に分けられます）によって連絡し、内部では水圧システムによる頭蓋仙骨システムが作動しています。そして、頭蓋仙骨システムのバランスが崩れると、様々な症状が現れます。
頭蓋仙骨治療は頭蓋と仙骨の硬膜システムの改善により、脳脊髄液の流れを促進し、中枢神経の働きを活性化させることで、患者さんが持つ自然治癒力を利用しながら症状を好転していきます。
実際の施術は、患者さんに横になって頂き、術者は手でそっと触れているのみです。感覚的にはただひたすら気持ちよく、眠ってしまう方も多数おられます。身体のどこかに痛みを感じている方も、いつの間にかに痛みが消えてくということが多々あります。疲れている方や寝つきの悪い方のみならず、身体に痛みがある方にもお勧めできます。
施術後は、立ち上がるとすっと伸びた感じがする、頭が軽く冴え渡り、目がパッチリする、と仰る方が多いです。
血液循環療法
ソフトな指頭押圧によって血液の循環を促進し、新鮮な血液をどんどん送ることで栄養、酸素を供給し細胞や組織を活性化していきます。
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